ウルシと漆器の木地になる樹木が観賞できる「漆の里広場」

 



 当館に隣接した「漆の里広場」には、色々な樹木が植栽され四季折々の自然を楽しむことができますが、中心はウルシと漆器の木地になる樹木です。樹木には樹種のプレートが付けてありますので、観賞しながら散策することができます。いくつかご紹介しましょう。




【ウルシ】


 
 
ウルシは広場奥の道路に沿って植えられており、「ウルシロード」とよんでいます。樹液を採取して精製後、塗料に使われます。当館では職員がウルシの植栽を行っております。このウルシの種子(実)を使ったストラップやミサンガなどのオリジナルグッズを当館ミュージアムショップで販売しています。



 ウルシの実です。ウルシの木は「漆の里広場」に植えてあり、2000年秋に初めて実がなりました。かつては表面のロウを採取し、ロウソクとして利用しました。実を炒って熱湯で煎じると琥珀色の液が出てきます。これは「うるし茶」として楽しめます。当館では11月13日の漆の日はじめ、年に数回来館者におだししております。




【ケヤキ】

 
 ケヤキは古代から上質椀皿類の木地に使用され、輪島塗でも同様です。



【ホオノキ】


 
 ホオノキは軟らかい材質のため細工がしやすく、輪島塗では複雑な形をしている御膳の足や片口の注口部分などに使われます。



【アブラギリ】


 
 アブラギリは輪島塗の塗装面を研ぐ、研ぎ炭の材料になります。



 広場には東屋(休憩所)が建てられており、展覧会鑑賞後や市民の散策コースとして親しまれております。当館へお越しの折には、ぜひ「漆の里広場」にもお立ち寄りください。

●面積 敷地面積14,235.36平方メートル
●施設 建物/便所121.5平方メートル (鉄筋コンクリート造・陸屋根)
    園亭36.36平方メートル (木造・銅板葺き)
    駐車場/1,662平方メートル (大型バス4台、乗用車42台)
    貼芝/4,684平方メートル 擬石タイル/777平方メートル
    園路舗装/302平方メートル
    景観木/ツツジ、ハマヒサカキ、ハギ他
    地被類/ハイビャクシン、カキツバタ他

  
   
石川県輪島漆芸美術館(いしかわけんわじましつげいびじゅつかん)
928-0063 石川県輪島市水守町四十苅(みともりまちしじゅうがり)11番地  Googleマップは→こちらをクリック
Tel.0768-22-9788 Fax.0768-22-9789 E-mail urushiart@ca1.wannet.jp