輪島段駄羅(わじまだんだら)
○段駄羅とは...
段駄羅の由来は諸説ありますが、江戸時代の頃、関東で行なわれていた「もじり」を輪島塗の行商が習い覚えて持ち帰り、輪島塗の何百回と漆を塗る非常に根気の要る作業を少しでも和らげ、職人が長時間の座り仕事に耐えやすくなるという、労働環境の中で発展してきたものといわれている、短詩型文芸言葉遊びです。現在は、多くの段駄羅ファンが全国各地で楽しんでいます。
○段駄羅の基本音数は、五・七・七・五
段駄羅の外見は俳句や川柳と同様に十七音の文芸でありますが、五七五の真ん中の七音に異なる2つの意味を与え、実質的には五七・七五の二十四音の独特の構造で、中七が意表をつく別の意味に変身する「転換の妙」を味わい日本語特有の言葉の二重構造により五七・七五はそれぞれ独立した句となる面白さを楽しむ言葉遊びです。
例:
【政調】 おめでたい かんぱいつづく 北の宿 (十七音)
【解き明かし】 おめでたい 乾杯続く / 寒波居続く 北の宿 (二十四音)