当院は「DPC／PDPS（診断群分類別包括評価支払い制度）」対象病院です。

　入院患者さんの病名とその症状・治療行為をもとに厚生労働省が定めた1日当たりの金額からなる包括評価部分（投薬、注射、処置、入院料等）と出来高評価部分（手術、麻酔、リハビリ、指導料等）を組み合わせて計算する新しい計算方式です。

　DPC は単に支払方式の改革だけではなく、良質な医療、効率的、効果的な医療、医療の透明化等を図るために実施されるものです。

「DPC／PDPS（診断群分類別包括評価支払い制度）」での計算方法

　「DPC／PDPS（診断群分類別包括評価支払い制度）」では、診断群分類（病名）ごとに１日あたりの診療費が定められています。診断群分類は主治医が入院時に最も医療資源の投入した病名をもとに決定しますので、入院中に診断群分類が変更となる場合があります。

　基本的に診療費は入院費に含まれることとなりますが、一部の検査・処置、手術、麻酔、放射線治療等については、従来と同様に「出来高払い方式」で算定されます。なお、すべての患者様が「DPC／PDPS（診断群分類別包括評価支払い制度）」の対象となるわけではなく、従来どおり「出来高方式」で計算される場合もあります。

入院費の請求時期

　月をまたいで入院されている場合、当月の入院費は翌月の１５日ごろに請求書を病室にお配りいたします。それまでに退院される場合、月をまたがずに退院される場合は退院時にお渡しいたします。

　請求書を郵送することもできますので、ご希望の場合はお申し付けください。

入院費のお支払方法

　１階　エントランスホール内　中央会計にてお支払いいただけます。（平日　８時３０分～１７時３０分）

　お支払には現金のほか、各種クレジットカードもご利用いただけます。

　また、お近くの郵便局にて払込いただける用紙をお渡ししておりますので、ご希望の方はお申し付けください（手数料は無料です）。銀行振込もお支払いいただけますが、手数料のご負担をお願いいたします。