病院概要

院長より

院長あいさつ

 20年にわたり院長を務めてこられた品川先生の後任として、令和8年4月1日より院長に就任いたしました田中 佐一良(たなか さいちろう)です。私は10年前から耳鼻咽喉科医師として当院に勤務しておりますが、今回、院長職を拝命し、重責を感じて身が引き締まる思いです。

 能登半島地震、豪雨災害という危機的状況を経験し、災害時における自治体病院の重要性を再認識し、また発災後から多くの方々のご支援をいただき、なんとか医療提供を続けることができた経験から、地域における持続可能な医療体制の重要性も再認識しました。奥能登地区では過疎化高齢化の進行、域外への人口流出などにより人口減少が進んでおります。人口流出をくい止め、復興を後押しするためにも、持続可能な医療介護体制を維持していく必要があります。

 当院は市内で唯一の入院機能を有する医療機関です。今後は、休日夜間の救急診療体制、365日24時間の小児救急診療体制などの急性期医療を維持しながら、回復期~慢性期医療、訪問診療、訪問看護などの在宅医療の充実支援、医療から介護への橋渡しも重要な業務となります。地域の医療機関、介護施設との円滑な連携体制を進めていき、地域医療介護体制の維持に努めてまいります。

 今後も品川前院長が実践してこられた「心の通う医療サービスの提供」という基本理念を遵守し、住民の方々が住み慣れた地域で安心して暮らせるように、また災害からの復興の一助になるべく、地域の中核病院として安心安全で質の高い医療を提供していきたいと思います。職員一同、一丸となって職務を全うする所存です。

 なお現在、当院では被災して破損した施設の復旧改修工事を進めています。外来および入院患者の皆様には、しばらくご不便をおかけすることがありますが、ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。

 これからも住民の方々に寄り添い、地域医療に欠かせない信頼される病院を目指していく所存ですので、地域の皆様、医療介護関係の方々には、引き続きご指導、ご支援の程、宜しくお願い申し上げます。 

令和8年4月  市立輪島病院 院長 田中 佐一良